「こうがくぶ散策」では、技術職員がふらっと立ち寄った先で目にした、長崎大学工学部の授業や学生生活の様子をお伝えしていきます。
今日は、電気電子工学コースの3年生が受けている授業、「プロジェクト実験」を覗いてきました。
化学系技術職員の視点から、電気電子工学コースの授業の様子をご紹介したいと思います。
長崎大学工学部電気電子工学コースでは、3年次に「プロジェクト実験」という授業があります。
この授業では、電気電子工学コースの教員1名に対し、約5名の学生が1つのグループとなり、テーマを決めて実験を行います。
いわば「ミニ卒業研究」とも言える内容です。
4年次から始まる卒業研究の前に、実際に研究を行ってみることは、非常に良い経験になりますね!
今回は、電気電子工学コースの石塚洋一教授のプロジェクト実験に、少しだけお邪魔しました。
(石塚先生が気になった方はこちら)
授業には3年生のほか、授業をサポートするティーチングアシスタント(TA:後で説明します)として、大学院2年生のKabashimaさんとHondaさんの2名が参加しています。
↑授業中の様子1。
本日の課題について先生が説明しています。この後、学部3年生は、修士課程2年生のTAのサポートを受けながら、課題に取り組みます。
↑授業中の様子2。
画面左はTAのHondaさんです。TAも真剣に授業に参加しています。
↑授業中の様子3。
TAのKabashimaさん(画面左)は、リケジョHP内の「nuwie STUDENTS」の理工系女性院生のページでも研究のようすが紹介されていますので、是非そちらもご覧ください!
本日、授業が行われているのは、長崎大学工学部のユニークな実験施設の一つであるETL(Electronic Teaching Laboratory)の会議スペースです。写真には見えていませんが、左奥には専用の計測設備が整った個別実験ブースがあります。
このETLのフリースペースは工学部の学生が自由に使用でき、飲食も可能です!
HondaさんやKabashimaさんは、お友達と一緒にここでランチをすることもあるそうですよ。
そもそも、ティーチングアシスタント(TA)って何?と思った方がいるかもしれませんね。
TAとは、学部生の授業をサポートする人(多くは大学院生)のことです。
長崎大学工学部では、多くのコースで大学院生がTAとして学部生の授業(主に実験科目)をサポートしています。
先生には聞きづらいことやちょっとした疑問も、先輩であるTAには気軽に質問できますね。
さて、今回は電気電子工学コース3年生の授業を覗いてみたところ、「和気あいあいと楽しそうで、ちょっとおしゃれな授業風景」を見ることができました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました~
________sanpo Vol.1 おわり_____________________________